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【栗産直】【減農薬】オガタマ栗農園ブログ

【栗産直】【減農薬】熊本市南区城南町にて栗を栽培しているオガタマ栗農園のブログ。減農薬、安心の熊本産栗を食卓にお届けするべく奮闘中です。
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栗・薪ストーブの灰

オガタマ栗農園の我家には、薪ストーブが設置してあると以前の記事に書かせていただきました。(記事はこちら
もう設置して三年くらいになるのですけど、毎年冬には大変重宝します。

なんといっても暖かいのです。

それも、電気ストーブのように、点けるとすぐ暖かくなって、消すとすぐ冷える、というものではなくて、いったん火を点けるとずっと暖かく、火が消えたあとも、翌日の朝までゆるやかにその暖かさが続くという…!

IMG_0120_2.jpg

※暖炉の前にいるのは我家の愛猫です。真剣に暖かったらしく、暖炉の前から動かないのには驚きました。

暖炉のある部屋で寝ると、暖かさが身に沁みます。朝、布団から抜け出すのがなんと楽なことか。
朝冷える熊本ではかなりポイントの高い家具なんではないでしょうか。(設置にはいろいろハードルがありますが…)



さて、その薪ストーブで、最近個人的に気になっているものがあります。
燃えかす、灰です。

IMG_0138_2.jpg

↑一晩燃やしたあとのストーブです。灰が残っていますね。

薪ストーブは、夕方から夜にかけて燃やして、次の朝に掃除をするのが毎日のサイクルなのだそうな。
掃除をするのは、だいたいうちの父の担当なのですが、父が漏らした一言、
「薪ストーブの灰も、焼き物をつくるときに使うらしいから、とってある」

え、焼き物…?

焼き物とはまた、全く予想だにしていなかった言葉。。驚きました。
しかも、燃やすだけでは燃えかすというか、炭のようなものがたくさん残るので、灰をキレイにとっておくのにもコツがいるそうな。

IMG_0141_2.jpg

↑ストーブの灰を別の入れ物にとったところ。
このように、ごろごろと黒い炭の塊がたくさん出てきます。
これはまたストーブに戻して、よく燃やすようにすると、火もつきやすくなるし、一石二鳥だそう。

IMG_0142_2.jpg

↑炭がなくなって、キレイな灰になっていますねー。
こんな感じになったものをバケツに入れて保存しています。



さて、薪ストーブの灰をキレイにとっておくのはわかったとして、
しかし、なんのためにとっておくのでしょう??
父のお知り合いの話によれば「焼き物に使う」とのこと。

焼き物かあ…

私は、恥ずかしながら全くそちらの方面に知識がなかったので、いろいろ調べてみましたが、
栗の灰って、陶器の釉薬(ゆうやく、うわぐすり)に使われるらしいんですね。
陶器の釉薬には、合成されたものの他に、天然の灰を使うことがあって、その灰の材料も、栗や銀杏、梅などによって、出来上がった陶器の色合いが変わってくるそうな。

しかし、詳しいことはよくわからず…!陶器は奥が深くてですね…。
釉薬のことをいろいろ検索して調べてみたんですが、サイトたくさん出てくるし、釉薬の種類も多いし、何が何だかよくわからない…!というのが正直なところ。

釉薬に関するサイトも、なかなかマニアックなものが多いのですが、
わかりやすいなーと思ったのがこちら。「釉薬.com」様。
合成の釉薬から天然釉薬までたくさん取り扱っておられます。色とりどりの釉薬が見るだけで楽しいです。

調べていくうちに、釉薬に使われる栗の灰は「栗皮灰」というのがメインらしいと知ってびっくり。
栗皮灰…って、栗の皮の灰?
栗の皮にはイガと実をくるんでいる皮とふたつあるんですが…!?どっち!?(思わず興奮

調べてみたかんじ、「栗皮灰」というのは、主に栗のイガを燃やした灰のことらしいです。
栗の実の皮を燃やしたものもあるらしいですが、
あとは、栗の木や、栗の葉を燃やした灰もあるらしくて、それぞれ、釉薬にすると色合いが変わるらしいです。
すごいな、奥が深いなー!

もっとびっくりしたのは、それら「栗灰」「栗皮灰」が、今では手に入りにくいものであるらしいこと。

ま、まじで…!?

あんな、畑にたくさん転がっているイガを燃やした灰が貴重品になっているなんて…!!
私ら栗農家にとっては、イガなんて邪魔者以外の何物でもないというのに…!!

…確かに、イガはたくさんあっても、それを集めて燃やしてキレイな灰にするには大変な労力が必要ですよね。
虫食いのイガは一緒に燃やしていいのかとか、いろいろ細かい悩みごともありますしね…。

しかし、あんな、ゴミにしかならないと思っていたものに、あるジャンルでは需要があったなんて、
私にとっては大変なブレイクスルーでしたし、思い込みはよくないなとつくづく思いました。

オガタマ栗農園でもイガはキレイに燃やしていますし、灰が要り用という方がいらっしゃったらお分けいたしますよ。お知らせください。
虫食いの栗とかも混ざった超天然の灰ですけれども、それで何かの器に味のある色がつくというのならほんとに嬉しいです。

栗農園のブログを書き始めて半年余り、
改めて見直すと、栗と栗の木は奥が深いなー、と、毎日びっくりすることだらけでほんとに楽しいです。

そろそろ春になり、栗の木も、畑の雑草も芽吹く季節です。
シーズンが始まる予感、わくわくします。またレポートなどいろいろ話題をお届けしますね!



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[ 2013/03/22 23:59 ] 田舎暮らし | TB(0) | CM(0)
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